たとえば、あのいまわしいケネディ暗殺事件に方位学をあてはめて調べてみますと、まさにぞっとするような事実が明らかになってきます。あの日にいたるケネディは、無意識に、方位学でいう凶方、つまり悪い方角悪い方角と行動していたのです。事件の起こった1963年11月の方位の良し悪しを調べてみると、ケネディにとって、南西の方角はもともと方位学でいう「五黄殺」という最悪の方角になるめぐりあわせになっていたのです。彼の仕事の本拠地であるワシソトンから見て、事件の起こったダラスは、まさに南西の方角に当たっていました。そればかりではありません。事件前日に、ワシントンを発ってヒューストンに向かい、また当日は、ヒューストンからダラスに向かったそのそれぞれの方角が、その日その日の最悪の方角だったことも明らかなのです。つまり、11月21日には、ワシントンからヒューストンに向かう南西の方角が、方位学でいう「本命殺」という悪い方角に当たり、翌22日には、ヒューストンからダラスに向かった北の方角が、やはり同じ「本命殺」という悪い方角に当たっていたのです。「本命殺」という凶方の位四は毎日毎日変わります。その変わる凶方の位既を追いかけるようにケネディは行動をつづけ、あの悲劇・惨劇のなかにとぴこんでいってしまったのです。

しかも、あとで述べるように、この「本命殺」という方角では、偶然の事故とか災難とかでなく、自分自身の責任とか、自分自身のなかにその事故のよってきたる原因があるという、いわば自分でなければ起こらないような事故が起こりやすいとされています。ヶネディも、合衆国大統領という自分の地位のために殺される羽目になりました。けっして、偶然の災難とか、他人の事故のまきぞえになったわけではなかったのです。

 

 

◎出典 「改定方位学入門」高木彬光著 カッパブックス及びブログ作者の収集データーによる◎u30b1u30cdu30c7u30a3u3068u65b9u4f4d