ノーマ・ジーン・モーテンセンとして生まれ、その後数年間は母方に引き取られて、ベイカーとなり、結婚と離婚によって、次々と名前を変えた彼女は、マリリン・モンローとしてこの世を去りました。
彼女の軌道数は7。そして、29歳までの幼年、青年期もその数の作用を受け、幾つかの名前の中にも同じ数が出てくるのですが、マリリンにとって7は、寂しく惨めだった孤児院での生活。里親を求めて転々とする、不安で落ち着きのない日々の思い出に直接つながる数だったのです。
そんな彼女にとって、7の要素を持つ恋人ほど悲惨な運命に導く相手はいません。直接の死因は睡眠薬の飲みすぎだったとはいえ、その関係がささやかれた故ケネディ大統領が7。その真相はともかく、彼が良きパートナーだったとは思えません。
また、三番目の夫だったアーサー・ミラーも7。彼との4年余りの結婚生活の中で彼女は子供を欲しがりますが、恵まれず、精神的にも肉体的にも苦悩の日々を送ったようです。
マリリンの様々な男性とのかかわりあいの中で、唯一、イブ・モンタンとの出会いは、わずかな光だったかもしれません。
彼の軌道数9は、マリリンの苦悩を全て解き放ってくれたでしょう。
野球界のヒーローだったジョー・ディマジオとは9か月の結婚生活を共にしますが、彼らは離婚後に本当の出会いをしたはずです。彼の軌道数は6。心優しきディマジオにとって、小さな子供のまま身体だけが大人になってしまったようなマリリンをただ遠くから見守り続けることが、愛の形だったのです。
とはいえ、7の持つ勤勉さは、マリリンの中にもありました。「おつむの弱いグラマーな金髪」を演じながらも、真剣に演技の勉強に励んでいたマリリンの本質的能力を引き出せる人に巡り合えなかったことが、彼女の本当の不幸だったかもしれません。

「私は男の人が大好き。ただ、誰か特別な人がいてくれるといいのだけれど」(マリリン・モンロー)

『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より