人生の終りの時が、近づいていると考えてみましょう。そうした時、何かがまだ終っていないと感じるようなら、その何かに対して全力投球すべきです。仕事に対する情熱や、研究に対する意欲、ある人に対する愛など、かたちはさまざまであっても、それが純粋なものであるならば、一瞬一瞬にあなたは燃えつきているはずです。そこには問題はありません。
でも、もしそれが個人的な執着だとしたら、それはいったん脇に置いて、より広い視野で見つめ直されるべきです。そのままの状態では、恨みや、怒りや、悲しみといったものがやってくるだけ。今後そのためにだけ生きるとしたら、あなたの人生は無いも同然です。しかもその執着を抱えたまま、悶絶の中で息を引きとり、再びオギャーと生まれるのですか?
あなたの決心ひとつで誰よりもあなた自身が解放され、深い洞察の中で、あなたの索晴らしい人生にさようならを言えるのに……。
『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より